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  • 執筆者の写真Toshikazu Maruno

2000-2020




“2000-2020”、それは、“Power Of The Future”に関わって来た年数を表します。


写真を4分割にし、左上の2000年のオリジナル盤、右上の最新リミックス盤、左下は、今年明けに新録した2020年盤、そして、右下が、2011年リーリース“KIZU絆NA”で、そこに収録されている2010年盤です。


2000年春、僕はソングライターとして成長を望んでいました。バンドを解散後、ソロに転向して5年が経った頃でした。

ラブ・ソングや自身のことを謳った曲が多い中で、テーマを持った楽曲を書きたいと思うようになっていました。丁度その頃、僕は埼玉を中心に社会福祉の活動に於いて、色んなところで歌わせて頂いてました。そうした中で、21世紀を目前に、「未来を担う世代」の為に何か書けないかと思い立ち、“最初の”“Power Of The Future”を書きました。その年の春先での活動で僕はこの曲もセットリストに加え、ステージで歌っていました。

そしてその頃、僕を社会福祉の活動へ誘って下さった方から、「新世紀カウントダウンコンサートの為に何か楽曲は無いか?」とお話を頂き、僕は丁度、新曲として書き上げていた“Power Of The Future”がピッタリだと思い、お話しさせて頂きました。

それから数ヶ月後の夏、イベントが決定し、“Power Of The Future”が正式にそのイベントの「イメージソング」へと決まった後、僕はその重要性から、楽曲をもう一度見直すことにしました。そして、僕は歌詞を手直し、メロディーも書き直し、楽曲も短くしました。そして、その年の9月、“Power Of The Future”が僕の中で完成しました。その時に、ソングライターとして一皮剥けたかなと、実感する事が出来ました。


2000年のCDは、新世紀カウントダウンコンサート用のCDで、地元埼玉のバンドの協力を得て、3つのバンドに参加してもらい、各バンドの中に僕が入り、ボーカルを取るといったスタイルで録音は行われました。とても興味深いレコーディングであり、久しぶりにバンドで歌う事ができた僕にとって貴重な体験となりました。収録後も、イベントを通し、バンドの方々とは交流が続き、「新世紀カウントダウンコンサート」の成功に自分も名を連ねる事が出来たことを誇りに思う、そんな僕にとっては素晴らしい「21世紀」の幕明けでありました。


しかしどうでしょう?

21世紀が幕開け、2000年代が始まると、世界は急速に目まぐるしく動き出し、世界は混沌へと向かい始めます。少なからず僕はそう感じていました。「未来を担う子供たち」へ向けて書いた“Power Of The Future”でしたが、子供たちにとって、明るい未来があるようにとの想いで、僕は再び“Power Of The Future”を録音しました。それが2010年の事です。


あれから10年…

世界は更に困難を極める事になりました。Covid19の影響で…

僕も音楽活動に於いて、大きな影響を受けました。

そのCovid19の影響を受ける直前に、2020年度版は完成していました。現在そのバージョンはストリーミング配信されていますが、こうして今も“Power Of The Future”を世界に発信出来ることに誇りを持っていますし、これからも僕のセットリストにこの曲は上がる事になるでしょう。

リミックス版に関しては、このCovid19の状況が産んだ副産物だと思っていただければと思います。


最初の“Power Of The Future”から20年、更に10年後、子供たちに未来がありますようにと、願い祈りながら、この歌と共に歌い続けたらと思います。














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