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  • 執筆者の写真Toshikazu Maruno

父の日 / FATHER'S DAY


今日は「父の日」ですが、今年は父が亡くなって丁度10年目の年となります。「10年かぁ〜…」と思う程、時はあっという間に過ぎ、僕自身も10歳、歳を重ねた事になります。今日、このブログに合わせ載せた両親の写真は、おそらく1997年か、1998年のもので、僕の好きな写真の一つですが、父の遺影にはこの時の写真を使っています。久し振りに引っ張り出してきましたが、写真を眺めつつ父の事を色々想い出していました。しかし… しかし、この写真時から10年後に父がこの世を去るなんて… 家族の誰ひとり考えもしていなかったはず、父自身が一番に考えもしていなかったハズ… だから父が癌を患い、最期を迎えた頃には、父は全く別人のように塞ぎ込んでしまって、僕と父との会話はほとんど無かったように記憶しています。

若くして自分の夢の為に家を飛び出し都会へと出た僕を、何も言わずただただ見守ってくれた父に、僕は何一つ親孝行が出来ず、父の最期に僕は何か出来ることをしたかったのですが、何も出来ませんでした… 

親孝行ではありませんでしたが、僕は「Vivere」という歌を父の為に書き、父の前で感謝の気持ちと共に歌を届けることが出来ました。その4日後、父は亡くなりました。今こうして亡き父を偲び言葉を綴っていても、もっと何か孝行が出来なかったのかなと思います。それでもこの10年、亡き父や母に見守られ感謝の中で僕も過ごして来ました。自分に出来ることを、そして今を精一杯生きることで、少しでも亡き両親に孝行出来ればと思い過ごしています。

最後に、"Vivere "の歌詞を引用して今日のブログを締めたいと思います。

「あなたの息子で良かった 心からありがとう」

「父として今まで育ててくれた事に ありがとう」

「あなたの傍に僕はいつもいるから  父としてあなたを誇りに思います」

父さん、今夜は父さんが大好きだった焼酎を心ゆくまで楽しんでくださいね…

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