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執筆者の写真Toshikazu Maruno

過去の作品を振り返って…


8月にリリースした"You Make Me Happy-SUMMER 2017-"の後、この1ヶ月、色々と考えながら、ギターを手にし、ノートに思いつく言葉を書き連ね、アイデアが浮かべば、iPhoneに録音したり、メモに言葉を書いたりと、そんな事が続いていた。創作意欲に掻き立てられるも、何処かに迷いがあったりして、悶々とした日々が続いていた。

そうした中で、過去の作品と向き合う機会があり、取り敢えず3枚のCDを聴いてみることにした。

これらは殆どがアコースティック版であり、生々しく楽曲が録音されていた。勿論、世に出していない楽曲ばかりだ。年代やタイトルを見て、遠い記憶が蘇ってきて、「そう言えば、あの時書いたなぁ…」とヘッドフォン越しに想いを馳せてしまった。

特筆すべきは、写真にあるように、"BON JOVI ★ BOUNCE"なるCDがあった事だ。勿論、僕は今でもそのCDを制作したことを憶えていたし、何よりこのCDを聴いてみたかった。(笑) 僕が、Bon Joviフリークであった事は、以前ブログでも取り上げ書いたし、YouTubeにも僕が唄うBon Jovi Coverが沢山上がっている。

実はこのCDは、Bon Joviフリークを極めるべく(笑)、Bon Joviのアルバムを丸ごとアコースティック版でカバーしてみようという試みだった。

Bon Joviファンにとってみては、何故このアルバムを?とお思いになるかもしれない。ただ、僕はこのアルバムが全体を通して好きだったし、丸ごとカバーしようと思った気持ちのタイミングがこの時だったというのもあって、「Bounce」を選び、そして制作へと取り掛かった。そんな僕の深い想いと、彼らに対する尊敬の念が仕上げたCDは、今聴いても感じる何かがそこにあった。それは上手い、下手ではなく、そこに込められた僕の音楽の魂や愛があった。勿論、僕の演奏、英語の歌唱も、なんちゃってだけど、自分で言うのも何だけど、感動してしまった。これは自分を褒めているわけではない。

「あの頃の音楽に対する愛情を今もお前は持ち続けているか?」と、自分に問いかけてしまった。オリジナルを聴いてもそうだが、今の自分に欠けているものが過去の作品にはあったような気がした。

このタイミングで過去の作品に触れる事は良かったと思っている。だけど、僕は過去の栄光や評価に浸りたくはない。今、そしてその先の、未来に向けて前進したいと思っている。だけど、「大切なもの」を置き忘れたら何も意味がない。

足元を見つめ、大切な何かを拾い上げ、抱きしめて共に歩んでいきたいと思う。

少し足踏みをしたとしても、そうする事が必要な時もある。

僕は不器用だから…

僕の人生は回り道の連続…

だけどそれが僕の人生… 

今日も歩みを止めず一歩でも前に進もう…

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