“The Last Chapter”の構想と同時に、僕は、“Best Album”も作りたいなと、思う気持ちが芽生えていました。 実は、Gratitudeをリリース後、何度か、アルバム“KIZU絆NA“からの楽曲をリメイクしたいと思った事があったのですが、新曲を優先させていたり、今一、乗り切れない何かがありました。 この“Best Album”も作りたいと思う一端には、あの時の“KIZU絆NA“からの楽曲をリメイクする良い機会だとの思いもあり、更に、新曲2曲も追加出来れば、”単なる“ベストアルバムに成り下がる事は無いと、”The Last Chapter“と同じ位、興味の持てるアルバムになると思いました。 僕の”Singer-Songwriter“としてのキャリアを締めくくるに相応しい2作品になると、今年1月に思い、僕はソングライティングに勤しみました。 そして、14曲の新曲を書き上げた今、その思いは間違っていなかったと確信しています。後は、新曲、リメイク曲も含め、納得のいくレコーディングが出来たら、2つのアルバムのリリースが現実味を帯びてくると思います。 さて、ベスト盤の新曲については、アルバムタイトルにもなる”Light Of Day“と、”4:47“になります。 ”Light Of Day“は、“輝ける日々”といった解釈で歌詞(ことば)を綴りました。ベストアルバムのタイトル、そして幕開けに相応しい楽曲になりました。もう一曲は、ラブソングにしたいと思い、“4:47”という楽曲を書いたのですが、最初は曲調がバラードでした。しかし、アイオワ旅行を終えて帰国した後、楽曲を再チェックした時に、「バラードでは無いな」と感じ、アップテンポに曲調を変え、歌詞を手直ししたら、ベスト盤の新曲に相応しい楽曲に仕上げる事が出来ました。そして、楽曲のバランスを取り、曲順を変え、現時点で14曲でいこうと考えています。 こうして、“The Last Chapter”と“Light Of Day“の基本的なマテリアルは揃いました。これからが勝負になると思います。 その「勝負」の前に、新曲群の14曲を”Acoustic Session“という形でビデオに収めたので、僕が勝負をしている間に、それらのビデオを楽しんで頂ければと思います。 その”Acoustic Session“についても、ブログを通してお伝え出来ればと思っています。 歩みを止める事なく、その目標に向かって、良いイメージを持って進めていきたいと思います。