今年8月に、従兄弟の息子さんから、「歌詞に曲を付けて欲しい」との、依頼があり、僕に出来る事ならと、一応、歌詞を拝見しました。彼は現在、「青年海外協力隊」の一員として、パプアニューギニアで活動を行なっていて、その歌詞は、日本語と英語で綴られていました。「是非、この歌詞に曲を付けて、世界に広めたい」との事でしたので、歌詞は英語の方を使い、作曲、そしてプロデュースする事にしました。今回の大きなポイントは、歌詞が英語であるという事で、言葉をしっかり伝えるように努めました。作曲に関しては、意外にも早く書き上げる事が出来たので、楽曲に手応えを感じていました。それで、楽曲の制作に関しては、将来リリース予定の2枚のアルバムの方向性を示すようなサウンドにしようと、この楽曲で試してみました。僕は、随分と前から、「カントリー・サウンド」を楽曲に取り入れたいと思っていました。それが、最近、幾つかのプラグインソフトを手にいれた事によって、そのサウンド作りが可能となりました。そして、今回の楽曲でそのサウンドを表現する事が出来ました。 楽曲のタイトルは、歌詞を頂いた時点で付いていなかったので、この曲の印象的なフレーズから取り、”Why Only Me”に決めました。 この楽曲の具体的内容については、作詞をした、従兄弟の息子さんに、その歌詞の内容や経緯を綴って貰うようお願いしていますので、またの機会にご紹介出来ればと思っています。 この楽曲は、”Lyric Video”として、YouYubeに、後日アップする予定でいますので、そちらで楽曲を楽しんで頂ければと思っています。 新しい試みの中で、楽曲の仕上がりには満足していますが、英語の歌唱についてはやはり及第点以下だと感じています。僕なりにベストは尽くしましたが… ともあれ、楽曲を仕上げる事が出来、彼に音源をお渡しする事が出来て良かったです。 また一つ、意義のあるお仕事をさせて頂けた事に、心から感謝いたします。