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  • 執筆者の写真Toshikazu Maruno

愛のカ•タ•チ




今日ご紹介する「愛のカ•タ•チ」で、過去のオリジナル曲の未発表作品は終わりになります。この作品は、「SUMMER 2005 5 SONGS」と、CDジャケットに手書きされていて、その内容は、2005年6月から9月初旬にかけて書いた5曲と、その「Take2」バージョンの10曲が収録されていました。

前回の「軌跡」、そして今回の「愛のカ•タ•チ」もそうですが、「日本語タイトル」なんですよね。それもその筈、CDに収められている楽曲のタイトルの殆どが「日本語タイトル」なんですよね。

しかし、再起の「Vivere」以降は、殆どが「英語タイトル」になっています。それは、僕が「世界へ向けて音楽を届ける」という明確な目的があったからです。だからアーティスト名も「ローマ字表記」で「Toshikazu Maruno」で貫いています。実は、ソロ転向後からアーティスト名を「Toshikazu Maruno」表記にしてはいましたが、拘りはなく、公式な場面で「丸野 敏和」と表記される事も多々ありました。しかし今は、その表記は、僕の個人を表すものと捉えています。


さてこのCDは、タイトルから察しがつくと思いますが、「愛」を謳った内容の楽曲が3曲収められています。そうした中で、「君は一人じゃない」という曲があるのですが、ひょっとしたらこの曲は弾き語りでYouTubeに映像をアップしているかもしれません。それで、僕はこの曲を気に入っていて、いつか正式に録音したいと思っていました。実際、アルバム「Gratitude」で録音しようかと思っていたのですが、その案自体をお蔵入りにしていました。何故かは明確に思い出せません。しかし、こうしてこの曲を久し振りに聴いても、この楽曲の持つ力は衰えておらず、込み上げる想いに目頭を熱くしてしまいました。

そして思いましたね。そんな楽曲を今後書けなくては、新しいアルバムを作る意味は無いと。


因みに未発表アルバム「軌跡」の1曲目がこの「君は一人じゃない」でした。


こうして過去、自分が書き溜めた曲を音源で聴くことが出来て良かったと思います。

アルバム「The Promised Land」を作り、「はい、おしまい、次へ向けて頑張ろう」というスタンスだったら、きっと僕にとって「大切な何か」を置き忘れるところでした。

暫くはこの過去の作品から刺激を貰いたいと思います。


次回はいよいよ最後になりますが、Bon Joviのアコースティック・カバーアルバムについて書かせて頂きたいと思います。

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