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執筆者の写真Toshikazu Maruno

成人の日




1月10日の今日は、「成人の日」ですね。

振り返る事、32年前に僕も成人しました。

僕らの住む地域は、1月3日に成人式を町内にある文化会館で行いました。

上京している人たちの事も考慮しての日程だったと思いますが、僕自身、当時上京していましたからね。

帰省を兼ねての成人式の出席でした。

こうして文字を綴りながら、自分の成人式の事が蘇ってきます。

着なれないスーツを着て、「若気の至り」を絵に描いたような態度でその日を過ごした記憶があります。

恥ずかしい… 苦笑


高校を卒業して、夢を追い片道切符で東京へと上京した僕は18で、成人までの2年間、色々と社会に揉まれたつもりでいましたが、今思うと、ただのイキがる若者でしかありませんでした。

人によっては、若くして成熟していく人もいるのかもしれません。

しかし僕は、「成熟」とは程遠い生き方だったと、振り返り思います。

僕なりに人生を歩んできたつもりでいましたが、今思えばもっと違う生き方、道があったのかなぁと、ふと思う事もあります。

でももしそうだとしたら、こうして出会ってきた方々とは全く無縁だったかもしれません。

だから、「違う生き方、道」なんて深く考えないようにしていますが、もっと後悔の少ない生き方が出来たのではと思うことはあります。


この「成人の日」に、自分のこの30数年を巻き戻しながら言葉を綴りましたが、今年成人を迎えた若人の皆さんには心から「おめでとうございます」と、お祝いの言葉を贈りたいと思います。そして、この世の中を生き抜く「目」と「心」を養って、それぞれの人生を謳歌してくださいと伝えたいです。

僕らの時代の「成人の日」と、今の時代ではその背景も全く違います。

彼らが希望を持ち未来を描けるような世界が、この先残される事を切に願っています。


僕は僕で、自分の足元を見て、今日を前へと歩んでいきたいと思います。

鹿児島は、成人日を祝うに相応しい青空が広がっています。


「成人を迎えた皆さん、おめでとうございます!」


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