はい、タイトルの通り、不覚にも自分の過去の作品を聴きながら泣いてしまいました…
昨日のブログで、アルバム’The Promised Land’について綴らせて頂きましたが、‘Toshikazu Maruno’としての作品作りは一旦やめて、次のステップの為に、ミュージシャン、アーティストとして、学びと成長の時間を持とうと考えているところです。
その先に、自分の集大成の作品を作ることが出来ればと思っています。
さて今、「軌跡」なるアルバムを聴いていたのですが、’The Promised Land’を作り上げ、そのCDを「CDプレイヤー」で聴こうと思っていたのですが、その際、昔の自分の作品も聴き返して、自分の成長を作品で感じようと思い、先ずは、「軌跡」というCDを聴いた訳なんです。自分でもこんな作品集(アルバム)を作っていたんだなぁという事に先ずは驚きでした。
CDのタイトルを見ると、1999年から2006年までの楽曲が収められ、全ては、アコースティック・ギターとボーカルにタンバリンという、シンプルな構成のサウンドになっています。と言うのも、僕がDAWを使用してパソコンで音楽制作を始めたのは、2008年以降なので、それ以前の作品は、「アコースティック版」が中心となっているのです。
正直、音も僕のスキルも発展途上にあるのは否めません。しかし、作品の音に自分の音楽に対する想い、姿勢が込められていて、客観的に昔の自分に対して泣けてきました。
時は流れ2021年。50を過ぎた自分は、経験を重ね、スキルも磨いて向上してきましたが、あの頃のような技術を超えた「何か」を、どこかに置き忘れているように「軌跡」を聴きながら思いました。その「何か」を取り戻さなきゃいけないなと思うことでした。
今日は昔の音源を聴くことが出来てある意味良かったです。
昔の自分を知ることで、今の自分を知ることができたような気がします。
僕にとって音楽は、血であり、肉であり、人生そのものです。
この先の自分の音楽が、先ずは自分自身で納得できるような、そんな充実した音楽を残せたらと思います。
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