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  • 執筆者の写真Toshikazu Maruno

亡き父の命日に寄せて… 🙏


2007年11月7日 午前10時04分

父、丸野 伊勢夫 永眠


あれから15年の時が過ぎました。

父の事を今まで「亡き父」と表現してきましたが、今日は15年ぶりに父の名をフルネームで綴らせて頂きました。


「父さん、いつもありがとう」


その言葉はいつも声に出していますが、その言葉、感謝の気持ちを持って、亡き父の命日に朝から墓参りでした。


弟もきっと今日という日に亡き父を偲ぶ事でしょう。

きっと弟の方が父との想い出も多いはずです。


僕は高校卒業と共に夢を追いかけ東京へと上京しましたから、僕が成人となった時にも父と一緒にお酒を酌み交わす事もありませんでした。

それでも何か見えない力が働いたのか、父が病に倒れる2年ほど前から実家へ帰省する機会を得る事ができ、何度か父と二人だけで出かける事ができ、父との貴重な想い出を作る事ができました。

その時は、あの時の父との想い出の意味など考える事もなく、これからももっと父と想い出を作ることが出来るものと思っていました。

だから元気だった父が突然病に倒れた時に、前述の通り、何か見えない力が働き僕と父を導いたのだと思いました。

それでも、父が最期を迎えた時に、僕は病床の父に対して、もっと優しさと思いやりを持つことが出来なかったのかと、それが今でも僕の胸に支えています。

心残りというか…、もっと父を安堵させたかった…


そうした想い出や僕の胸の内の思い、近況から感謝の気持ちまで、今日は一味違った特別な時間を、両親が眠る納骨堂で過ごすことでした。


両親、そしてご先祖の墓参りを終え、家路へと向かう秋空の下、肌に触れる風があの日の記憶を呼び起こす事でした。


さて、今日は父がこよなく愛した「そつぅ(焼酎)」を、そしてあんこ系の甘いものでもお供えしようと考えています。(←結局、「手作りあんこおはぎ」を買ってお供えしました)


「父さんいつも僕ら家族を見守りくださりありがとうございます。

今日は父さんを偲び感謝してこの日を過ごしたいと思います。」


あなたの息子、敏和より

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