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  • 執筆者の写真Toshikazu Maruno

父の日に亡き父を偲ぶ -Back To 1987-




6月19日の今日は「父の日」ですね。

鹿児島は朝から弱い雨に見舞われています。

僕は、午前中に「年に一度の健康診断」の予定が入っています。

その診断を受診する前にブログをと思い、こうして父の日に、父を偲び言葉を綴っています。


父が2007年11月7日にこの世を去ってから15年が経とうとしています。

「悲しみ」の度合いは年月の経過と共に、少しづつ薄れてきていますが、時に思い詰めるように父の事を思い出すことがあります。

そうした時は、どうしようもない複雑な気持ちになります。

とは言え、今は「身守られている」といった感覚の方が強く、いつも繋がっていると感じているので寂しさはありません。


さて、今日の写真が示していますが、父は生涯、中学校の理科の教師でした。

そんな父に敬意を表し、父が教鞭をとっていた頃の写真を、「卒業アルバム」から抜粋しました。

時は、1987年、鹿児島市内の中学校で父が教鞭をとっていた頃で、父は何度となく3学年を担任していたので、ウチには父が3学年を担当した時の卒業アルバムが何冊かあります。


教師だった父は、家では教師という白衣(理科の教師でしたので)は脱ぎ、一人の父親として僕ら息子たちに接してくれたと思います。仕事時の父を自宅には持ち込まないといった感じだったでしょうか。

でもこうして、卒業アルバムを見ると、確かにそこには教師としての父の姿を見ることが出来、父に誇りを感じることが出来ます。


そんな尊敬できる父へ、僕も音楽を通し気持ちや想いを伝えてきました。

そしてそこで生まれた作品は、僕が今取り組んでいるアルバムにも収録される事になっています。


今日は、健診を終えた後は亡き父を偲びたいと思いますが、今年は父の日に合わせ、弟に贈り物をしました。

彼は僕の弟でありますが、二人の子を持つ父親でもあります。

そんな彼に、今伝へたい想いもあって、いくつかの品々を添えて、この日に合わせ贈らせて頂きました。

彼がどう受け止めるかは分かりませんが、その贈り物を気に入ってもらえたらと思っています。


僕が今世で「父親」になる事は叶いそうにありませんが、僕なりに今後もこの「父の日」を祝っていけたらと思っています。


さて、時間が来ました。

少し冷たい風が窓から入り込んで、再び雨が降り出しそうな雰囲気ですが、「父の日」の今日、皆さんもそれぞれの想い、気持ちでこの日をお過ごしください。


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