“Waves”
この会社のプラグインソフトウェアが、先週末からの問題となっていました。
このWaves社のプラグインソフトウェアが、突如として、僕が使用するDAW“Studio one”で認識、使用出来なくなったのです。
原点に戻り、このWaves社のプラグインソフトウェアを再インストールしたり、果てはStudio Oneまでも再インストールしたにも関わらず、問題は改善されませんでした。
と言うわけで、やる事も尽き、ほぼ諦めていました。
気持ちの上ではとてもあきらめる事は出きませんでしたが…
何故なら、Waves社のプラグインソフトウェアが、音楽制作をする上で、僕には必要不可欠なツールとなっていたからです。
勿論、他社のプラグインソフトウェアを使用して音楽制作も出来ますし、出来なきゃダメだとも思います。
しかし、それでは自分が作る音楽や音に妥協をする事になります。
ツールはそこにあるのに何かが起因して使えない…
何をどうすれば良いのか…
僕は、ダメ元で、以前使用していたDAWのSONARを再インストールしてみました。
もしもこのSONAR上で、Wavesのプラグインが使用出来るなら、Studio One上でのトラブルもあり得るなと考えたわけなんです。
そうなると不具合の原因の視点も変わってきますし、少なからずWavesには問題ない事が分かるので、気持ちも楽になるかなと…
しかし、結果は、何とSONAR上ではWavesのプラグインはインストールされていない事になっていたのです。
逆にこの結果が、Wavesに問題がある事を決定づけてくれました。
まぁ、それはそれで問題が明確になったので良かったのですが…
結局振り出しに戻ったわけなんですが、SONARを再インストールした事で、SONARを通してWavesに関するエラーが出た事をウェブ上で調べてみたんです。もう捨て鉢です。
すると、一件だけ興味深い記事を拾ったんです。
それはSONARを作っていた“cakewalk”社の“DISCUS”というサイトで、全ては英語で書かれていたのですが、SONARユーザーが、Wavesのエラーについて質問をしていたのですが、その質問はつい最近のもで、ひょっとしたらこのサイトにヒントがあるかもしれないと思い、質問に対する答えを拾っていったんです。
すると一件だけ、対処出来そうな答えが載っていました。
そこには以下のようなことが書かれていました。(英文を翻訳してあります)
次の手順に従ってください。 すべてのアプリケーションを終了します。
最新のWindowsUpdateがすべてインストールされていることを確認してください。
C:\ Program Files \ Waves Central \ resources \ res \ external \ Redistributablesに移動します。
次に、各フォルダーを調べて、すべてのアプリケーションファイルを1つずつ実行します(エラーが発生した場合はお知らせください)。 それらすべてを修復するには、[修復]オプションを選択します。 再起動するように求められた場合は、すべてのファイルが完了するまでそれをスキップできます。 プラグインをロードできるかどうかを確認してください。
僕はそれに従ってやってみました。ダメ元で…
そして、再度SONARを起動、プラグインのフォルダを見ると、何と空だったWavesのフォルダにプラグインが格納されているではないですか!それでSONAR上でプラグインの認識を確認した上で、Studio OneでWavesのプラグインが使えるか試してみました…
すると、今まで無反応だった画面にプラグインが現れたじゃないですか!
今まで当たり前のように、プラグインを出し入れし、プラグインが使用出来る有り難みなんて感じる事もありませんでしたが、WavesのプラグインがDAW上に出現しただけで、こんなに嬉しいなんて…
しかし、まさか昔使用していたDAWのSONARからヒントを得て、窮地を脱せるとは思いもしませんでした。
言っておきますが、僕はSONAR一筋で音楽制作をしていました。10年近く。しかし、そのSONARの親会社であるギブソン社が破産してしまい、SONARがDAW開発から撤退し、僕の音楽制作も終焉かと思っていました。因みに、公式アルバムでは、“Gratitude”まで、その後の作品としては、“Out Of The Blue”までSONARを使用していました。
その後、ご縁を得て現在は前述の“Studio One”を使用しています。今はこの“Studio One”一筋です。笑
長くなり、話も横に逸れてしまいましたが、“Waves”社のプラグインソフトウェアは、やはり僕には必要不可欠な音楽制作ツールであり、このプラグインを使うことで、たくさん「音」についても学んできました。
作業が数日間滞ってしまいましから、気を入れて今まで通り“Waves”と共に音楽を創っていきたいと思います。
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