先日のブログでお伝えしましたが、アルバム’The Promised Land’の完成が一つの区切りとなるために、過去の作品も聴いてみようという事になり、CDプレイヤーを通し、昔の作品とじっくり向き合う事になりました。当初は、「流して聴くか」という軽い気持ちでした。何故なら、今ある自分の音楽や、未来へ向けた自分の音楽のアティチュードの方が大切であると感じていたからです。しかし、そんな考えとは裏腹に、見事に過去の作品群からインスパイアされてしまった…という結果となりました。
という事で、’The Promised Land’の完成の余韻に浸る事なく、過去の作品を再度まとめようと思い立ち、マスターCDの作業を始めたところです。
昔の作品は、5枚以上のCDから成り、カバー・ソングのCDもあり、良くCDとして残していたなと、自分で感心してしまいました。パソコンで音楽を作るようになってからは、音楽もデジタルで記録し、音源はファイルで管理しているので、管理さえしっかりしていれば、直ぐに音源を確認することが出来ます。
しかし、僕が音楽を録音にチャレンジし始めた頃は、「カセットテープ」、その後も「MD」に落とし込んで管理するといった具合だったので、根気よくCDに纏めたなと思ったわけなんです。
さて、今回はそんな過去の作品集から、’Works Of 90’s’の’Vol.1’をご紹介します。
収録曲は14曲で、1990年台前半のセッションが収められていました。その中から、8曲をチョイスしてマスターCDを作っています。
このCDには、僕が初めて「ソングライター」として初めてペンを握った楽曲、「この丘の上から…」が収録されていました。他にも初期のオリジナル作品が、バージョンを変えて収められていたりしていました。僕を一番フューチャーしてくれたバンド’BLAZE’でのセッションも収められていて、がむしゃらに活動していた頃の記憶が蘇ってきました。
併せて、都会での生活も蘇ってきて、そんな想いを収録曲にリンクさせながら、記憶を辿ることでした。
今回は、’Works Of 90’s [Vol,1]’をご紹介しましたが、他の作品についてもまたご紹介したいと思います。
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