
先日、亡き父に捧げた楽曲「Vivere」をご紹介しましたが、今回は、もう一つの父へ捧げた楽曲、「Always Be With You」をご紹介したいと思います。
2006年3月に父が病に倒れた、その数ヶ月後に書いた曲になりますが、病と闘う父へ、「ただ、元気になって欲しい」と言う気持ちだけで書いた記憶があります。僕が父へ想いを伝えるのに、無意識に音楽を選んでいたのだと思います。
この曲は、アップ・テンポですが、父に元気になって欲しい、その思いがこの楽曲の曲調に表れていると思います。
当時、僕はアコースティック版として、アコースティック・ギターを中心とした音源を作っていましたが、その音源を聞き返してみて、再度この曲を録音し直し、亡き父へ捧げようと思い、今回の制作へと繋がりました。
今回は、テンポはそのままに、バンド形態のロックなサウンドにしました。アレンジはカントリーの要素を盛り込みました。
「Vivere」とは、曲調も対極にあると思います。
亡き父へ捧げた2曲、僕にとっては同じ重みと大切さがあり、気に入っています。
天国にいる父が喜んでくれたら嬉しいですし、こうして、「Viver」、「Always Be With You」と、再び取り組む事ができた事は僕にとって意味がありました。
YouTubeに音源をアップロードしましたし、僕のウェブサイトでも聴けますので、是非、チェックしてみてください。
家族を想い、その為のアルバムを作ろうと作業を進めていますが、いつの日かそれが完成する事を願いつつ、亡き父を偲び、「Always Be With You」をここに共有したいと思います。
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